自動給餌器落水からの復活


月2回のメンテナンス。それ以外は緊急の連絡を頂いた時に対応する流れでやらせて頂いてます。900の水槽に900~1200の水槽に対応する外部濾過装置が2台設置してあるので、普通よりは濾過能力はあるはずです。毎日の管理は不可能なので余裕を持つ意味で2台回しています。特にこのアクアリウム、「生態系」が出来上がっているかが本当に重要でバクテリアの飼育をしていますと言っても過言ではないくらいです。海水でも淡水でもバクテリアが機能していると、濁りなどもすぐに消えます。しかし当然、限度があります。月2回のメンテナンスなので、半月ごとに水槽に触れられるわけです。その間は連絡がない限り、何もできません。ましてや、お客様は生態系だのバクテリアだの何の事だか意味不明だと思います。自動給餌器もお客様が可愛さ余ってエサを与え過ぎてしまうのを防ぐ為に使用しました。しかし、今回は自動給餌器が水槽内に落水してしまいました。自動給餌器のタンクの中にも、それなりの量の餌が入っています。落水を発見したお客様はすくえるだけのエサを取り出してくれました。落水した瞬間の作業ではなかったのだと思います。連絡を頂いて駆けつけた時は、ろ過装置は機能しておらず、生体も1/5ほど死んでいました。起きてしまった事は仕方ありません。ほぼリセット作業です。砂利内に沈殿しているカスを吸い出し、ろ過装置のメンテナンスと水はほぼ全交換しました。自動給餌器の取付をしかっり固定して作業終了です。そして半月が経ち、メンテナンスにお伺いしました。なんとか復活です。森を見て木を見ずではありませんが、まさかの落水に反省しました。同じ様な事が2度無い様にしっかりとやっていきたいと思います。