カクレクマノミ(海水魚) 飼育 失敗談⑧

熱帯魚アクアリウム

新築時にスッポンモドキが泳いでいた120cm水槽。スッポンモドキが泳ぐ時に溢れる水の影響でキャビネットが半壊し、仕方なくスッポンモドキ飼育に幕を下ろしました。その水槽をスッポンモドキから、海水魚水槽に変更してからはそれほど大きな問題もなく飼育できていました。それでもやはり生物で、水槽の中には生体達の世界があり、ルールもあるのでしょう。常に周りから攻撃され、ろくにエサも食べれずに死んでしまう魚もいました。そこに関しては、攻撃を受ける魚だけを隔離するみたいな事はしませんでした。隔離BOXがあるだけで水槽の外観もくずれるので…。残酷ですが、生体達のルールに任せました。死んでしまった死骸を網ですくうという作業くらいは、熱帯魚飼育をしていれば普通にある事です。しかし、突かれまくって食い尽くされた魚の全身骨が落ちているのを発見した時は、外観の美しさとは逆に弱肉強食というか、水槽の中の世界観の怖さみたいなものを感じさせられました。

淡水魚水槽に幕を下ろしスッポンモドキ単独飼育になり、失敗を経て海水魚水槽へ……。      玄関内はサンゴメインの90cm水槽と海水魚メインの120cm水槽の2本。人それぞれの好みで、淡水魚が好きとか海水魚が好きとか、サンゴが好きとか魚の方が好きとか色々と別れると思います。      30cmのキューブ水槽で海水魚飼育を始めた頃から比べると、とんでもないくらい設備も知識もレベルアップしているワケです。しかしある時、サンゴ水槽にものすごい愛着があるのを確信してしまい、120cmの海水魚メインの水槽を手放す事を決意しました。そうする事で90cm水槽に集中する事もできますし、メンテナンスも楽になります…。本当に勝手ですが、すぐに海水魚専門業者に買い手を探してくれと依頼しました。

思っていたほど時間もかからず、買い手が決まりました。                   120cm水槽と一緒に使用しているライトや設備機器、そして生体達。初めから水槽を設置する計画での設計だったので、120cm水槽が無くなった事で玄関内が想像以上に広くなりました。まぁ、狭いよりは良いですが…。                                     120cm水槽が買い取られてから数ヵ月が経過した頃、120cm水槽に問題が発生しました。      水槽のコーキングがダメになり、水漏れの発生。生体はおろか、床にもダメージがあったみたいです。普段のメンテナンス時に使用するスクレイパーで、知らず知らずのうちに傷をつけてしまって劣化を早めているのかもしれません。この出来事がうちであれば、床へのダメージだけは避けることができました。3.11の教訓で水槽は玄関内の土間(タイル)に設置してあるからです。これ以降、コーキング付近にはスクレイパーを使用するのは止めました。皆さんも気を付けてください。

買い物には高くても安くても、アタリとハズレがありますね。                     これだけは購入して使用してみなくては分かりませんが……。