癒しを演出するアクアリウム!アクアリウムの設置に必要な機材について解説

アクアリウムの設置に必要な機材について解説

会社や病院などに癒しの空間を演出するアイテムにはいろいろなものがあり、アクアリウムもそのうちの1つです。アクアリウムは、「設置や機材をそろえるのが大変そう」という声も聞きますが、最低限必要な機材は身近な場所で手に入ります。

この記事では、非日常を感じさせてくれるアクアリウムの設置に最低限必要な機材や、便利な機材について解説します。

アクアリウムの設置前に準備しておくもの

水中の自然生物に癒されるアクアリウムは、オフィスや飲食店をはじめ、ホテルなどの宿泊施設、老人介護施設や病院、保育園・幼稚園・学校、さらには美容室や理容店などに設置されています。自然を楽しみながら、癒しや清涼感を演出するアイテムとして注目・活用されているのです。

設置したい場合、まずはアクアリウムをどこに設置するか決めて、水槽の大きさなどを選びます。なお、設置するにあたり、下記のような事前準備が必要です。難しいものではないため、すぐに用意できるでしょう。

  • 設置場所の電源(コンセント)
  • 水を換えるための水道(シンク)
  • 設置する場所によっては水槽を運ぶ導線(エレベーターなど)

上記の準備ができることを確認してから設置場所を決めて、スペースを確保してください。

アクアリウムを作るのに最低限必要な機材

前述のとおり、アクアリウムは、熱帯魚や珊瑚をはじめとした水中の自然生物を飼育管理して、清涼感や美しい非日常感に癒されて楽しむインテリアとして活用されています。

どんなアクアリウムを楽しむかが決まったら、機材の用意が必要です。ここでは、アクアリウムを楽しむために最低限必要な機材を解説します。

水槽

どんなアクアリウムを作るにせよ、必要になるのは水槽です。まずは、設置場所に合わせた水槽のサイズ選びからスタートしましょう。

規格サイズの水槽はホームセンターやインターネットなどで簡単に購入できます。設置場所に合うサイズの水槽がない場合は、アクアリウムの専門店などでオーダーすることも可能です。

また、

  • 設置場所のスペース
  • 魚の種類
  • 珊瑚や水中植物
  • 飼育したい生体の数

など、アクアリウムの仕立てによって水槽のサイズが変わってきます。そのため、理想とするアクアリウムを決めてから水槽を購入します。

酸素供給機器(エアレーション)

どのようなアクアリウムを作るにしても、水中に酸素を送り込まなければなりません。そのため、酸素供給機器(エアレーション)が必要となります。

一般的には、エアポンプ、エアチューブ、エアストーンは酸素を水中に送り込むための機器として用意します。セット商品も市販されているので、購入すれば便利です。

なお、金魚やメダカなどの魚類は酸素供給機器がなくても、管理は可能ですが、上手に飼育するためには準備した方がよいでしょう。

ろ過装置

水槽は自然の環境に比べてとても狭いので、水槽の中では魚の糞や餌の食べ残しを分解できません。そのため、水槽の中は日々汚れていきます。それを回避するために、ろ過装置が必要となります。

水槽によってはろ過装が不要な水槽もあるので、購入するときにご確認ください。また、ろ過装置にもいろいろ種類があります。装置はどのような種類であっても、水槽の有害物質をろ過してきれいな水槽に戻す仕組みとなっています。

また、ろ過装置は最低限必要な機材の中でも大掛かりな機材です。コンパクトにしたい方には微生物の力で水をきれいにする仕組みの水槽などを準備するとよいでしょう。

水槽内で飼育するもの

水槽が用意できたら、飼育する生き物を準備しましょう。

  • 金魚やメダカ
  • 熱帯魚
  • 淡水魚
  • クラゲ
  • 珊瑚
  • 水草(アクアテラリウム) など

これらもアクアリウムショップやインターネットなどで購入できます。水槽で飼育する生き物の生態を調べておくと最低必要となる機材のほかに、あれば便利な機材も楽に探せることでしょう。

あると良いアイテム・機材

基本的に必要な機材のほかに、水槽の中をきれいに見せるための照明や、水温管理が必要な生物でクーラーやヒーターがいるなど、特別に機材を準備する必要が出てきます。

たとえば、必須ではありませんが、底砂やライブロックなどを使うと、アクアリウムらしさをグンとアップできます。

底砂は、サンゴ砂やアラゴナイトなどが定番です。水槽に敷くことで水槽内のバクテリアが底砂に住み着くため、水質を安定させられます。また、底砂からミネラル分が溶け出すことで、水槽内のpHが保ちやすいメリットもあるアイテムです。

ライブロックは、多孔質の構造を持つ石です。そのため、水槽内のバクテリアの住処となりやすく、付着した石灰藻が水質を浄化してくれる効果があります。珊瑚を飼育するときは配置の土台にも使えるアイテムです。

まとめ

オフィスや飲食店、ホテルなどにアクアリウムがあると目を奪われてしまうでしょう。ただし水槽の中のものは生きた生物なので飼育管理が必要です。

生態を知りながら機材をそろえるのも楽しみの1つですが、機材の用意が大変であれば、レンタル・リースサービスを利用してサポートしてもらうと便利・快適にアクアリウムを楽しめます。

栃木県真岡市の「Aqua First」では、ろ過装置・照明などの機材から珊瑚・魚まで、アクアリウムで必要な一式のレンタル・リースを行っています。機材を設置だけではなく、水槽の掃除、餌の補充、そして魚の健康管理などのメンテナンスも承ります。

オフィスなどにアクアリウムの設置をお考えの方や海水魚の水槽を初めて設置しようとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。